最近ベーシックインカムという言葉を至る所で聞くようになった。ベーシックインカムとは、AIによって仕事が大量に失われたときに、その人たちの生活を可能にするためにお金を毎月配る制度である。(今日の日本でいう生活保護に近い)将来やりたいことがないことによる不安からなのか、今の忙しい生活に嫌気がさしているからなのか、最近「AIが発展し人間の知能を優に超えた後の、お金と時間が有り余り、やりたいことがなんでもできる夢のような生活」を希望として、頑張るようになっている気がする。これはまさに宗教でいう「極楽浄土」や「天国」の考え方に近い。これは何も悪いことではない。死後の世界を信じていた(る)人の気持ちが少しわかった気がする。
